有限会社OAチャレンジ25

取り付ける前に!導入・設置の予備知識

実際に太陽光発電システムを取り付ける前に知っておきたい予備知識の解説していきます。

どんな屋根にも取り付けられる?

さて自宅の屋根への設置方式には、先に述べた屋根建材(一体型)と屋根置き型とに分類されます。

一体型は屋根材そのものに太陽電池を組み込んでいますので、デザイン面からも見栄えの良いすっきりしたパネルが設置できます。ただし一体型の場合は、家を改築する場合や新式の太陽光パネルに取り換える場合に苦労しますので、このあたりを良く考えておく必要があります。組み込み型のメーカーハウスを購入する場合にも同じことが言えます。もしも新式に交換する場合にどのような条件になるのか、どのような工事が必要になるのか良く確認しておく必要がありますね。

太陽光発電システムは一般的には屋根・屋上に取り付けられますが、このような屋根置き型以外にも、壁やひさし、てすりなどにも取り付けることができます。ただしこれらは工法が複雑になるため、ビルや大型建造物に設置されるケースが多いようです。今後高性能でコンパクトな太陽電池モジュールが開発されれば、いろいろな事情で屋根に設置できない場合にも対応できて助かることでしょう。

太陽光発電システムを設置する際に最も重要なポイントとなるのが「屋根」です。特に日本の屋根の形状はさまざまなので、すべての屋根にうまく取り付けられるとは限りません。太陽光発電システムメーカー製品との相性もあります。一般的には図のような種類の屋根の形状があります。

太陽光

この中では、「片流れ」が最も発電効率が良さそうです。太陽光を一番広く受けやすい形状になっているからです。もしも屋根が真南を向いていれば、最高の発電出力が期待できそうです。

「寄棟」は住宅密集地でよく見られる屋根です。北側斜線制限をクリアするために一部をカットした屋根です。このような屋根では面積が少なくなっている分だけ、「切妻」や「片流れ」よりも発電出力が低下します。ですので、これをカバーするために南向きの屋根だけでなく、両サイドの屋根にも太陽光発電パネル(アレイ)を設置する必要があります。

「入母屋」は少し複雑になった屋根タイプです。「入母屋」の場合は、屋根自体の形状よりもむしろ材質が問題になることがあります。土の屋根瓦を使って直接、屋根材(野地板)の上に張り付けているような場合には、強度確保の都合上、太陽光パネルの設置はできません。土系の屋根瓦はやっかいです。

「陸屋根」というのは、鉄筋コンクリートや鉄骨系住宅に見られるタイプです。いわゆる屋上のある家ですね。このような屋根には、太陽光を受けやすくするため。パネルに傾斜をつけて設置する必要があります。このため、パネルを取りつけるための架台や基礎工事が必要になります。

最近の住宅には屋根材として、従来からの粘土瓦の他に住宅用化粧スレートが良く使われています。一般的な屋根材である限りは、太陽光発電システム製品メーカーでは、どのようなタイプにも対応できる施工部材を用意してありますので心配はなさそうです。

なお太陽光発電パネルはモジュールの数量にもよりますが、かなりの重量になります。たとえば最大出力4KWの太陽電池モジュールを設置する場合には、300〜400Kgにもなります。

このため屋根材の強度が問題になります。老朽化した屋根では荷重を支えるだけの強度の調査が必要になります。さらには屋根材だけでなく、形状や勾配そして、その土地の雨量と風の強さと風向き、さらには土地によっては降雪量などについても考慮しなければなれません。

老朽化している屋根に太陽光発電パネルを取り付けた場合、万が一にも工事に伴って設置個所からの雨漏りが生じる場合も考えられます。設置工事の前に雨洩りの跡がないかどうかを含めて、屋根に取り付ける際の事前の十分な調査をしっかりとやってくれるかどうかも設置業者を選ぶ際の基準のひとつになるでしょう。

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