有限会社OAチャレンジ25

まずはここから!太陽光発電を知る基礎知識

太陽光発電とは一体どういったものなのかを、環境保護やクリーンエネルギーの観点から解説していきます。

【補足】オール電化についての大いなる誤解

オール電化は環境に優しいというのは、まったくの間違いです。

※参考までに言えば、オール電化にした場合、多くの場合、二酸化炭素の排出量は大きく増えます(約2倍から3倍)

そもそもオール電化にするのは、家庭内で直火を使わないで済むという目的があるからです。これは確かにそうです。ただしガス調理器をIHクッキングヒーターに換え、電気温水器やエコキュートを設置したりするとどうでしょう。トータルな光熱費は確かに少なくなるかもしれません。光熱費に占めるガス料金の割合は電気よりは大きいのですから。ただしCO2は増大します。エコキュートであっても、実際の使用現場でのCO2排出量は実験室での結果とは大きく異なり、従来のガス瞬間湯沸かし器に比べて、4割〜6割も増大するという報告があります。実際の使用環境下では熱交換効率が悪いからです。

トータルなCO2の排出量を計算するためには、家庭で消費する電気を作るための一次エネルギー(発電施設で供給されるエネルギー)にさかのぼって計算しなければなりません。

日本の一次エネルギーの6割は火力発電に頼っています。天然ガスを一般家庭で燃やすよりもずっと多くのCO2を発電所で排出することになるからです。このことはNOP法人気候ネットワークの研究レポート「オール電化は地球温暖化防止に寄与するのか?」で明らかにされています。またエコキュートに関する実験結果は、「住宅環境計画研究所」によるレポート論文(市民科学第14号/2006.9)に出ています。詳しく知りたい方はご覧ください。

一般住宅をターゲットにしたオール電化は電力会社の生き残りをかけた戦略です。電力会社や電機メーカーのご都合とまでは言いませんが、地球環境保全の観点から、このような現実をしっかりと告知する必要があると思います。

日本の産業界はオイルショック以来、省エネ対策に力を入れてきました。しかし一般家庭では省エネ対策は遅れており、排出量は増えています。皆さんもご存じのように、京都議定書で2010年までに、二酸化炭素の排出量を1990年比で6%低減することを義務付けられたにもかかわらず、現実には逆に8%も増えてしまったという結果を受けて、政府としても太陽光発電に力を入れています。太陽光発電システムの設置に対する補助金を再開したのもこのような理由からです。

政府は太陽光発電482万kwという目標を掲げて推進しています。これは日本の戸建住宅総数2650万戸(2003年現在)に対して、5.7%の普及を目指しているものです。

仮に、日本の戸建住宅のすべてに平均4kwの太陽光発電システムを設置できれば、年間の発電量は約1060億kwhとなります。これは現在の日本の総発電量の10%を占めることになります。

10%が多いか少ないかは見方にもよりますが、世界からのエネルギーの輸入に頼る、資源小国日本のエネルギーの1割を太陽光発電という国産エネルギー源でまかなうようになれば、環境対策面だけでなく、経済的にも大きなメリットとなるのではないでしょうか。

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