有限会社OAチャレンジ25

まずはここから!太陽光発電を知る基礎知識

太陽光発電とは一体どういったものなのかを、環境保護やクリーンエネルギーの観点から解説していきます。

地球環境を汚染しないクリーンなエネルギー

ここ数年の日本の異常気象は皆さんもご承知のとおりです。それは私たちが体で実感している通りだと思います。ちなみに2006年の冬(2006年12月〜2007年2月)の全国の平均は平年より1.52度高かったようです。これは観測史上1949年に並ぶ史上最高記録だったそうです。東京都心や名古屋、大阪、大分などで高温の最高記録を塗り替えたのは記憶に新しいところでしょう。

これは世界的な傾向です。ヨーロッパやロシアでも12月の平均気温が平年を6度から8度も上回りました。特に北欧ではフィンランドの首都ヘルシンキでは例年だと1月の平均気温がマイナス10度からマイナス22度であるのに対して、なんとマイナス1度からプラス11度という温帯並の気候でした。

北極ではいまだかつてないほどの速さで氷が解け始めています。北極ぐまが餌場を奪われ、絶滅が懸念されています。南極でも巨大な氷床が流れ始め、ペンギンの生態系を大きく脅かしています。

その他にも、局所的なゲリラ豪雨や、過去に例のないほどの大きさを持って発生する台風など、異常気象は世界的・地球的な規模で発生しています。

地球温暖化はまさに現在進行中の地球最大の危機といえるでしょう。そしてその最大の原因こそが人類が排出し続けているCO2(二酸化炭素)などの温室効果ガスであることは明らかです。

2007年の4月に国連の下部組織であるIPCC(気候変動に関する政府間パネル)第4次評価報告書が各国政府によって公表されました。その主なポイントは次のとおりです。

  • 地球温暖化は明らかに起きており、その原因は人為起源の温室効果ガスの増加とほぼ断定した。
  • 世界の平均気温は過去100年間(1906年〜2005年)で0.74゜C上昇した。
  • 21世紀末の世界の平均気温は、環境保全と経済発展が地球規模で両立する社会ならば1.1〜2.9゜Cの上昇、化石エネルギーが主で高い経済成長を実現する社会ならば2.4〜6.4゜C上昇すると予測できる。
  • 温暖化に伴う海面水位の上昇は、環境保全と経済発展が地球規模で両立できる社会ならば18〜38cmの上昇、化石エネルギーが主で高い経済成長率を実現する社会ならば26〜59cm上昇すると予測できる。
  • 熱帯低気圧の強度は今後も強まる。
  • 大気中の二酸化炭素濃度の上昇により、今後も海洋の酸性化が進む。
  • 人為起源の二酸化炭素の上昇により、大気中の二酸化炭素濃度は上昇する。

このように地球温暖化の原因は「人為起源の温室効果ガスの増加が原因」とほぼ断定されたわけです。

温室効果ガスの中で最も大きな影響がある、二酸化炭素を排出している原因が石油・石炭・天然ガスなどの化石燃料と呼ばれているものです。また化石燃料を燃やすことによって、温室効果だけでなく、植物や魚介類を死滅させる“酸性雨”を発生させることにもなります。

このまま世界が経済成長を続けていけばどうなるでしょう? IPCCの報告書にあるように、今後人口大国であるインドや中国、そしてアフリカ諸国などの先進国が日本やアメリカなどの先進国と同様のエネルギーを消費するようになり、高い経済成長率を達成して維持していくとすれば、世界の温室効果ガスの排出量はさらに増大していくでしょう。

このような「人為起源の温室効果ガスの増加」による地球温暖化を防止するために極めて有効な手立てとなるのが、太陽光発電システムです。太陽光発電はすでに述べたように、二酸化炭素を排出しないクリーンなエネルギー源だからです。

太陽光発電システムの導入を考えておられる方の多くは、地球環境問題に関心のある方だと思います。本当に地球に優しい、クリーンなエネルギー源は、太陽や風や波などの自然のエネルギー(一次エネルギー)を直接的に利用することです。一次エネルギーを電気や水蒸気として二次エネルギーに変えて利用する際には、エネルギーを転換する際に、温室効果ガスを出してしまう場合もあります。火力発電が最たるものです。

この点からも、自宅の屋根に太陽光パネルをとりつけて、電気に転換する小規模自家発電システムとしての太陽光発電システムならば、まさにクリーンな再生可能のエネルギー源だと言えます。

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